環境原因

ストレスの影響が原因

ストレスの影響も考えられます。

進学、就職、あるいは職場の配置転換などを契機に悪化するケースがあります。

ストレスにより、嗜癖的掻破行動(しへきてきそうはこうどう)が増すことが原因の一つです。


嗜癖的掻破行動とは、かゆいわけでもないのに「気が紛れる」とか「ほっとする」などの理由から、ポリポリと掻き続けてしまう動作のことをいいます。

アトピー性皮膚炎の患者さんにとっては、一種のストレス解消法になっている場合があり、この行動によって、より症状を悪化させるという面もあります。

皮膚に常在している細菌が原因

皮膚に常在している細菌の影響も考えられます。

細菌が病変部位から進入するなどして特異的な感染症を併発することが多いですし、湿潤した病変部位は健常な皮膚よりも常在菌の数が多いことから、これらの菌体成分により免疫応答が賦活化されることが症状の悪化の一因とも考えられています。

アレルゲンが原因

アレルゲンとは、正確には抗体と反応してアレルギーを引き起こす物質(抗原)そのものを指すが、その抗原を含んだ物質(食品など)も意味する。


・摂取する食物がアレルゲンとなっている場合が考えられます。

つまり、乳児期・学齢期に摂取した食物が原因になっている場合が考えられるということです。

特に乳幼児では牛乳、卵、大豆、そば、小麦粉などの食物がアレルゲンとなることもしばしばあります。


・ハウスダスト(家庭内のほこり)、ダニ、スギやブタクサなどの花粉、カビの一種である空中に浮遊している真菌、犬や猫の垢、さらには昆虫や鳥の糞や住宅建材の処理剤といった生活環境中の物質がアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎の原因となっていることがあります。

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