アトピー性皮膚炎と食物アレルギーとの関係

子どもがアトピー性皮膚炎と診断されますと、食べ物が原因ではないかと心配する親御さんも多いかと思いますが、これには少々、誤解があるようです。

アトピー性皮膚炎の子どもに、卵や牛乳など、アレルギーが出やすい食べ物に対しての検査を行なうと、IgE値が高く出ることはたしかによくあります。

しかし、この値が高くても、症状が現れない子どもはたくさんいます。

また、ほとんどの子どもは乳児期にIgE値が高くても3、4歳を過ぎれば下がってきます。


データによると、食物アレルギーが原因の人は、わずか数パーセントと非常に少ない数なのだそうです。

ただ、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は、大きい子どもや大人に比べて、食物アレルギーが関係する率が高くなっているが特徴です。


まずは、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎に食物アレルギーが関係しているのかについて、医療機関できちんと調べてもらうのがいいと思います。

検査は、血液を採ったり皮膚テストを行い、 食物に反応してアレルギーを起こす抗体(IgE抗体)があるかどうかを調べます。

現在、食物アレルギーはアトピー性皮膚炎を悪化させる原因の一つと考えられています。