アトピー素因とは?

アトピー体質と呼ばれる遺伝的な体質のことをアトピー素因と言います。

その中でもアレルギー反応を引き起こす原因となるIgE抗体を生み出しやすいアレルギー的側面と、皮膚表面を守るバリアー機構に問題がある皮膚バリアーの異常があります。

遺伝的に皮脂が非常に少ないことが原因だと考えられています。


また、皮膚の最も外側の角層に存在する脂質であるセラミドが少ないという報告があり、セラミドの生成に関わる遺伝子が注目されています。

角層の異常に起因する皮膚の乾燥とバリアー機能異常という皮膚の生理学的異常の分子レベルの解明が進んでいるところです。

遺伝子の解析によって、マスト細胞、好酸球にIgE抗体を結合させるレセプター、およびサイトカインのうちアレルギーの炎症に関与するものの遺伝子が集中している遺伝子座が、アレルギーと関連していることが明らかになっています。