漢方医学の皮膚病に対する考え方

西洋医学が病気の部分を分析的に解明しようとしますが、一方、漢方医学では、全体のバランスを基本に考える、という特徴があります。

ですから、皮膚病に対しても、皮膚も全身の一部という考え方から捉えていきます。

体内の冷えは、毒素の吸収と排泄、そして自然治癒力と非常に強く関わっていますので、漢方薬では、体内の冷えを改善させる処方を中心としています。

特に、消化器系統の冷えが強ければ、毒素の吸収を防ぐことができなくなって、体内毒素は蓄積されるばかりです。

蓄積された毒素は、ある程度排泄は行なわれますが、やはり体内の冷えがありますと解毒排泄能力衰えて、完全に排泄させることはできません。

ですから、漢方薬は内面の冷えを改善させる処方を中心に行われます。