食事療法で治療
食事制限での治療
1990年代以降、小児科によって、行き過ぎた食事制限についての反省がみられましたが、現在でも厳格食事制限療法が行われ、返って悪化しているケースが少なくないことが分かっています。
食物は子どもの成長にとって欠くことのできないものですから、食事療法は、かってな判断で行うことは危険です。
必ず、小児科医と相談の上、最小限の適切な方法で行わなければなりません。
アトピー性皮膚炎が治らなくて困っている人は、是非、食養内科が勧めている食事療法を行ってみてください。
食事療法と言いましても除去食療法ではありませんから、栄養失調になることはありません。
一言で言いますと日本人向きの食生活ということになります。
食材の選択から、調理の仕方、食べ方、噛み方まで配慮されています。
回転食療法で治療
アトピーの食事療法で回転食療法という治療法があります。
東京医科大学付属病院の有名な先生によりますと、治療の基本は生活の見直しだそうです。
その一環として、回転食療法を指導しています。
この治療法では、患者は自分自身がどのような食品に対してアレルギーがあるのかを知った上で、食事を改善して行くものです。毎日食べ物を変えて行くわけですが、アルコールで例えますと「休肝日」をつくるようなものです。
つまり、食事そのものが悪いのではなく、食事の摂り方が問題だと指摘しているのです。
特に、乳幼児期においては、卵、牛乳、大豆、小麦などの食物アレルギーが、アトピー性皮膚炎を悪化させている場合が多いのです。
母乳や離乳食として消化器官から入った食物抗原が、どのようにして皮膚症状を起こすか、まだまだメカニズムは解明されていない点もあるのです。
リンゴなど一部の果物にはヒスタミンが含まれているため悪化要因となるという説もあります。
